ビタミンD  

アンチエイジングの主な効果

サプリメントの効能
カルシウムとリンの吸収促進,血液中のカルシウム濃度維持
カルシウムの骨や歯への沈着促進
腎臓におけるるカルシウムとリンの再吸収の促進
骨軟化症や骨粗鬆症の予防
解説
 ビタミンDは脂溶性で,カルシウムの代謝に関わるビタミンです。

 カルシウムは血液中に一定の濃度が必要であり,ビタミンDはカルシウムが不足すると骨からカルシウムを取り出し,多いと骨に蓄積させます。
 
 また,カルシウムの摂取量が少ない時,尿中に排出されないよう再吸収させる役目もあります。

 ビタミンDの不足では骨がもろくなり,骨軟化症や骨粗鬆症を引き起こします。
 
   
摂取上の注意

 ビタミンDは日光に当たることでコレステロールをもとに体内で合成されます。

 ビタミンDは1日10分程度の日光を浴びることで,十分に補えます。

 また,ビタミンDは,サケ,サバ,マグロなどの魚介類に多く含まれる他,天日で乾燥させた干ししいたけなどに豊富にふくまれています。
 
 成人では1日500μg以上を子供では45μg以上を長期間摂取すると過剰症になることがあり,注意が必要です。

 ビタミンDの過剰症では吐き気,下痢,脱水症状の他にも血管壁にカルシウムが沈着し,動脈硬化の原因になる他,肺,腎臓,胃などにもカルシウムが沈着します。
 
摂取量

必要量 なし
推奨量
なし
目安量   男女共に5μg 
上限量 男女共に50μg