アガリクス    

アンチエイジングの主な効果

サプリメントの効能
免疫力賦活作用,抗がん効果
抗がん剤の副作用軽減
糖尿病の予防,改善
高脂血漿や高血圧の予防,改善
生理痛や生理不順の改善
解説
  アガリクスはヒメマツタケあるいはカワリハラタケとも呼ばれています。

 アガリクスはタンパク質の占める割合が高く,全体の薬40%を占めています。

 アガリクスはβグルカン,αグルカン,βガラクトグルカンなどの多糖類の他,ビタミンB2,ビタミンDやミネラル,リノール酸やパルミチン酸といった脂質などが含まれています。 

 特に抗がん作用のあるβグルカンの含有量はキノコ類の中でも最大です。

 アガリクスに含まれるこのような多糖類が免疫細胞を活性化させ,がん細胞の発生や増殖を抑制するはたらきがあります。


 現在のところ,アガリクスの抗がん効果を示す報告は多数ありますが,健康食品として扱いなので,人に対する検証データは十分には得られていません。

 また,アガリクスには血糖降下作用もあり,また動脈硬化や高血圧などの生活習慣病,生理不順など女性の更年期障害にも効果があるといわれています。
 
   
摂取上の注意

 アガリクスによる副作用として,アレルギー性の発疹や黄疸などが発症したという報告も一部にあります。

 ある1社の「細胞壁破砕アガリクス顆粒」では,動物実験で摂取目安量の5倍〜10倍程度を投与したところ,発ガン作用が認められて回収されました。

 他社は特に問題になっていないことからアガリクス自体の問題というよりも加工・製造工程で何らかの問題があった可能性も指摘され,人体に対するリスクは明らかになっていません。

  以上のような報告からも,安全性を考えるとメーカーが示している摂取目安量を超えるべきではないと考えられます。 

 アガリクスをはじめとするキノコに含まれるβグルカンは,煎じて摂取しても高分子多糖のため,体内になかなか吸収されません。

 低分子化させた水溶性のものの方が消化吸収されやすいといわれています。

 また,医薬品や他のサプリメントとの併用による相互作用は報告されていません。
摂取量

目安量   1日5g程度